私の心荒岛囚終焉

私の心荒岛囚終焉

あの世界へわた

あの手紙を見る限り、自分の意志玻璃屋で帰ったようにも思えたし。
大方彼女の???あのジンナイって言うお金持ちの親父あたりがわざわざここまで迎えをよこした?なんてことなんだろう。
それにまあおそらく???と言うか、あの世界へわたしと一緒に行くことで彼女の役割り?みたいなものはそれなりに果たされたような気もするし。
なんてその辺のところは、わたしとしてもこの段階では全くと言っていいほど定かではなかったのだが。


そんなことよりも今、このわたしは次に何をしなければいけないのか?


少なくとも何か???、すぐにでも行動を起こさなくてはならない。
そんな強迫観念にわたしはせき立てら天台玻璃屋れていた。


そうヒカルに言われ、わたしはこの海岸に以前来たことがあるのを思い出していた。
この記憶はおそらく???、そうか、多分この世界でのわたしの記憶にちがいない。


この海岸には確か2年前の同じ日、確か同じような時間に。


そう、確かあの日も春分の日の夕暮れ時だった。
わたしはこの久高島のカブールと言う浜辺に来たのだ。
そしてあの時???、とわたしが思SmarTone 上網った瞬間だった、わたしの目の前の砂浜の表面にもうひとりの人間の影が揺れるようにしながら伸びてくるのがわかった。


ナオキ?


それに???ヒカルさんね?」
そう言ってそこに立っていたのは、(今いるほうではない)あっちの世界では死んだはずのあのニカイドウミクだった。


み、ミク?
き、君がまた???な、なんでここに?」


ええ?
あ、あたしは???、一昨年の春分の日以来、この日には毎年ここにくることにしてて。
ああ、で、でも、その理由は???このわたしにもよくわからないんだけど」
そう言って一瞬うつむいたミクは、再びすぐに顔をわたしの方に向けてこう続けた。